井関三神社

いせきさんじんじゃ

井関三神社(いせきさんじんじゃ)は兵庫県たつの市に鎮座する神社

式内小社論社郷社

神社情報

 ご由緒

井関三神社(いせきさんじんじゃ)は兵庫県たつの市に鎮座する神社。 延喜式神名帳に比定される式内小社論社。 旧社格は郷社。
当社の創建は今から凡そ二千有余年の悠久の昔に遡る。社伝によれば人皇第10代崇神天皇2年(前96年)播磨国揖保郡亀の山に天照国照彦火明櫛玉饒早日命が勅命により鎮座されたのが始まりである。
その後時代の推移により当社が亀の山より現在の井関の地に遷座された年代と経緯については諸説があり判然としない。他方亀の山の社地には当時より武甕槌命を祀り奥宮神社と称し殊に足利時代には亀の山に築城の赤松領主の篤い崇敬を受け、その後幾多の年月を経過して現在に至っている。
瀬織津姫命は中垣内の庄屋八瀬氏により弘治元年(1555)山城の国京都より勧請合祀される。
建御名方命は寛文12年(1672)脇坂安政公が龍野城主として入城の際、信州の飯田に鎮座の諏訪神社により勧請合祀されて之より井関三神社と称し、前記三神と奥宮神社の一神を斎祀して幾星霜、平成の御代の今日に至る迄連綿として御神威の広大無辺なる事を仰ぎみるのである。

 ご祭神

天照国照彦火明櫛玉饒速日命、瀬織津姫命、建御名方命

 社格等

 最寄駅

JR姫新線 本竜野駅(3590m)
JR姫新線 東觜崎駅(3660m)
JR姫新線 播磨新宮駅(5580m)

 鎮座地

兵庫県たつの市揖西町中垣内甲799−1

近くに鎮座する神社