「かみよもじ」もしくは「じんだいもじ」と読みます。
漢字が伝来する前に古代日本で使用された文字全般を指します。
その神代文字にちなんだ御朱印をご紹介します。
伊佐須美神社(福島県会津美里町)
会津若松市から南東に車で20~30分程の会津美里町に鎮座しています。
式内明神大社で創祀は第10代崇神天皇の御代とかなりの古社で、陸奥国二宮と称されています。
現代で新設の新一の宮では岩代国一の宮となっています。
「見開き御朱印始めたのうちなんですよ!」と神職さんがおっしゃってました。
なお陸奥を代表する神社のひとつと中世からいわれてますが、
やたら火災消失が多いことでも有名。
成子天神社(東京都新宿区)
新宿駅から青梅街道をしばらくあるくと見えてくる神社です。
最寄駅は丸の内線西新宿駅そば。
ビルに囲まれていますが改修後まだ年は浅いので、本殿や楼門などすごくきれいです。
こちらの御朱印、「天満宮」と書かれているのでしょうか。
御朱印を受ける際「みひらきで」と一言添えると受けられます。
平田神社(東京都渋谷区)
代々木に鎮座する平田篤胤を祀る神社。
復古神道の大成者で国学四大人のひとりと位置付けられています。
平田篤胤は神代文字の研究に熱心で筑紫文字の存在を広めています。
また自ら好んで使用していたとも。
サムハラ神社(大阪市西区)
造化三神を祀る神社。
元々万年筆を日本での普及に努めた田中富三郎が建立した神社です。
「サムハラ」の字そのものが神字だそうです。
(神字は神代文字なのか、というのはおいておいて、、、)
おわりに
墨書で神代文字を書いていただけるところは多くないですが、
社印等に神代文字が含まれていることがあります。


神代からの悠久の歴史を御朱印を通じて感じるのもひとつの楽しみですね!