テレビでも取り上げられる都心近郊最強のパワースポットと言われている龍神の里、田無(たなし)神社。
そのわけとは?
五龍神が棲むパワースポット
田無神社は鎌倉時代の創祀で、約750年の歴史を誇ります。
五龍神方位除けで古来龍神のご利益を求め田無神社に参拝していたようです。
鎮座地の名を冠するまでは「尉殿(じょうどの)大権現」とよばれ、風の神様=風神を祀り倶利伽羅不動を本地仏としていました。
倶利伽羅不動は剣に巻きつく龍そのもので不動明王の功徳を神格化したものと言われています。
拝殿の龍はまさに倶利伽羅不動そのものです。
なお、金龍の御神体は御本殿となります。
五行説において、土用を象徴する中央の守護神です。
大地と豊穣を司り、家庭全体や社内全体を守護し、あらゆる運気の向上と幸福招来のご利益があります。
本殿の中に合祀され、大地に力強く根を張るような基盤作りを導いてくださいます。
夏を象徴する火の守護「赤龍神」
一の鳥居横に鎮座しています。
五行説において、夏を象徴する南方の守護神です。
火を司ることから書斎など努力の場を守護し、また、学業成就・勝負運・出世運のご利益があります。
人生における灯火の様な先見の明を与えてくださいます。
田無神社|五龍神方位除け
秋を象徴する金属の守護「白龍神」
手水舎の向かいに鎮座しています。
五行説において、秋を象徴する西方の守護神です。
金属を司り、秋は収穫の季節であることから、倉庫や飲食に関わる場所を守護し、金運・良縁成就のご利益があります。
鉱脈を掘り出す様に豊かな収穫へと導いてくださいます。
田無神社|五龍神方位除け
春を象徴する樹木・風の守護「青龍神」
拝殿横の摂社の並びに鎮座しています。
五行説において、春を象徴する東方の守護神です。
風や樹木を司ることから庭園などを守護し、また、スポーツや芸能の技芸向上・就業成就のご利益があります。
春に新芽の出るように発展と成長を導いてくださいます。
冬を象徴する水・雨の守護「黒龍神」
北参道に鎮座しています。
五行説において、冬を象徴する北方の守護神です。
水を司ることから厠・浴室などの水回りを守護し、また、身体健全・夫婦円満・交際運のご利益があります。
常に流れる水のように新鮮な空気を保ってくださいます。
田無神社|五龍神方位除け
手水は白龍の水
境内の地中より汲みあげた御神水の手水です。
かつて田無用水が境内を流れていたようです。
「撫龍」
西参道に鎮座する「撫龍」。
龍と玉に触れると昇運を授かれるとのことです。
拝殿の彫刻の龍神
江戸幕府公認の神社や仏閣の彫刻を担当した名門・嶋村家の八代目嶋村俊表(しまむら しゅんぴょう)によるものです。
嶋村家は浅草寺や成田山新勝寺など手がけていますが、俊表がその集大成として最も名工であったといわれています。
その最高傑作が御本殿の彫刻ですが、残念ながら御本殿は覆殿により通常は拝観できません。
拝殿の彫刻も俊表によるものですが、天才の片鱗を垣間見ることができるでしょう。
ご由緒
創建は鎌倉時代で、尉殿(じょうどの)大権現と称していました。
神仏習合の時代、日本の神として垂迹したのが級津彦命(しなつひこのみこと)と級戸辺命(しなとべのみこと)であり、本地仏が倶利伽羅不動明王であるとされていました。
級津彦命と級戸辺命はイザナミとイザナギの神産みによって生まれた風の神様で、伊勢神宮の神風を司る神様「風日祈宮」に祀られている神様でもあります。
この二柱の神様が金龍神であり
尉殿大権現は神仏分離により明治に入って村内の熊野神社、八幡神社を合祀、田無神社と社名が改まりました。
その後大国主命(おおくにぬしのみこと)、須佐之男命(すさのおのみこと)、猿田彦命(さるたひこのみこと)、八街比古命(やちまたひこのみこと)、八街比売命(やちまたひめのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)、応神天皇(おうじんてんのう)等、国内諸神をお祀りし、明治43年にはさらに大鳥大社より大鳥大神が分祀され現在のご祭神となっています。
御朱印
授与時間:
御初穂料:
アクセス
駐車場 : 神社の北側に無料駐車場あり
最寄り駅 : 西武新宿線「田無駅」北口より徒歩6分
公式HP : http://tanashijinja.or.jp/
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