神社建築巡り

圧倒的な迫力!日本三大楼門を巡りました

日本三大楼門を巡ってきたのでご紹介します!
日本三大楼門とは「鹿島神宮」「筥崎宮」「阿蘇神社」の三社が一般的に言われています。
いやはや壮観でしたな。

しかしながら阿蘇神社は2016年の熊本地震で倒壊し、なんとか復旧に向けて動き出しているとのこと、
一日も早い復興をお祈りしています。

楼門とは

二階建ての門のことで一階には屋根がついていない建築物のことです。
楼門は神門の一種で他に唐門や四脚門などの形式があるそうです。

扁額は東郷平八郎「鹿島神宮」楼門


式内名神大社、官幣大社、勅祭社。
寛永11年(1634年)、水戸初代藩主徳川頼房の造営。
高さ約13m。
扁額の字は東郷平八郎によるもの。
国指定重要文化財。

古くから軍神として崇められた鹿島神宮です。
東京ドーム15個分に及ぶ境内には要石や御手洗池、鹿園など見どころたくさんです。
鹿島神宮 (かしまじんぐう) – 神社巡りジャパン

”敵国降伏”「筥崎宮」楼門


式内名神大社、官幣大社。
文禄3年(1594年)小早川隆景造営。
高さ約16m。
重要文化財です。

元寇の際、亀山上皇による「敵国降伏」と書かれた扁額が掲げられました。
また奉納された扁額は醍醐天皇により書かれたものです。

800m続く参道にある筥崎鳥居が特徴的でかわいらしいです。
狛犬もこの地方ではよく見られる形です。
元寇から守ったということで日本の国家守護としても信仰が篤いです。
筥崎宮 (はこざきぐう) – 神社巡りジャパン

高さ21m!「阿蘇神社」楼門


式内名神大社、官幣大社。
高さ21mのこの楼門は嘉永2年(1849年)に造営。
扁額は幕末から明治の皇族、政治家、軍人の有栖川宮熾仁親王によるものです。
国指定重要文化財。

三つの神殿が壮観です。

残念ながら平成28年の熊本地震により全壊し現在復旧中。
平成34年(2022年)に再建予定。
社殿も含めた復旧には10年、20億を要するようです。
阿蘇神社 (あそじんじゃ) – 神社巡りジャパン

一階に屋根がついているのは二重門

この記事を書くまで二重門を知らなかったのですが、
大きなお寺でよくみかける一階にも屋根があるものは楼門と区別して二重門と呼ばれるそう。
阿蘇神社楼門もよく見れば二重門ですね。
神社建築ではほとんど見かけないですが、大分の薦神社の二重門が有名だそうです。


https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=22385045

阿蘇神社の復興支援

下記の動画を再生することで0.1円の募金になるそうです。
ぜひご覧ください。

募金方法は阿蘇神社公式HPからも案内されています。
阿蘇神社ホームページ

2016年末にて終了いたしましたが、下神明天祖神社にて頂いた熊本復興祈願復興御朱印です。
約1400枚の授与がされたそうで熊本県神社庁に募金がなされたとのこと、
微力ながら復興をお祈りしています。