大田原神社

おおたわらじんじゃ

大田原神社(おおたわらじんじゃ)は栃木県大田原市に鎮座する神社

郷社

神社情報

 ご由緒

大田原神社(おおたわらじんじゃ)は栃木県大田原市に鎮座する神社。 旧社格は郷社。
通称上山大神宮とも称する。
社伝によると昔前室村と称したころ那須郷に上中下温泉の三社が鎮座し、本神社はその下宮で大同二年の創建である。
人皇76代近衛天皇の時那須の野狐が里人に害を加えたので人々は東西に遁走し人跡稀な荒野となった。
ここに久寿二年春那須野で狩があった時三浦介義純、上総介弘経が詔勅を受けてこの地に来た。
当所は那須野の入口であったから先づ本社に祈誓したところ霊験があったので神殿を造営した。
その後藩祖大俵康清の遠裔大田原備前守資清が天文年間大田原城築営に際し、下宮を崇敬して鎮守となり歴世相継いで崇敬したという。
後庶民参拝の便を図り社殿を城の東、青淵の里に遷座しその後城の要害のため蛇尾川の流域を変えるに当り温泉神社を改めて大田原神社と称し明治維新に及んだ。
大正四年神域を拡張整備し、爾来二千有余の氏子は尊崇景仰の念をますます厚くし礼典を作興して神徳は四方に顕揚している。

 ご祭神

大己貴神、少彦名神

 社格等

 最寄駅

JR宇都宮線 西那須野駅(4280m)
JR宇都宮線 那須塩原駅(6790m)
東北新幹線 那須塩原駅(6790m)

 鎮座地

栃木県大田原市山の手2丁目2039

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