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高住神社

高住神社

  • たかすみじんじゃ
  •  福岡県田川郡添田町英彦山27
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英彦山の北東中腹に鎮座する高住神社は、英彦山豊前坊(英彦山49窟18番)とも知られ、英彦山49窟の中で英彦山の南西に鎮座する玉屋神社(般若窟・英彦山49窟1番)と同じく、窟の中に神社が造られています。 社伝によりますと、御祭神は、豊前・豊後国のくにの守護神として、古くから鷹巣山に祀まつられ人々の病苦を救い、農業や牛馬・家内安全の神として古くから崇められていました。社殿の創建は、継体天皇23年(529)8月12日、豊後国日田郡の藤原恒雄が「吾此の磐根にあること年久天下国家の為人民の病苦を救ひ刀剣の業を司さどり火災を防ぎ牛馬蕃息を守るのみならず、尚豊前後の境に宮柱を立て豊国人の所願を満たさんと此の土地に鎮座し玉ふ」と神託を授けられ神祠を建てて創建されたとされています。天平12年(740)春には聖武天皇の勅願により再建されたと伝えられています。 また本社は、豊前坊天狗神としても有名で江戸時代までは、日本八大天狗の英彦山豊前坊(豊前坊大天狗)が住まうとされていました。英彦山豊前坊は九州の天狗の棟梁格で、霊力が抜群で天狗倒で有名です。天狗倒は、深山で深夜に突然すさまじい原因不明の大音響、木を切る音や倒れる音が聞こえるもの、翌日様子を見に行ってみると何も変わっていないというものです。英彦山ではこの天狗倒がよく起き、英彦山豊前坊の御霊力の表れとされています。 英彦山豊前坊は、欲深く奢りに狂った人には小天狗を飛ばせて子供をさらったり、家に火をつけるなど慈悲の鉄槌を下し、心正しく信仰する人には家来の天狗を集めて願い事を遂げさせ、其の身みを守ると伝えられてきました。明治期の神仏分離令・修験禁止令により社名が高住神社に変わって以降もその高い御神徳を称え、現在でも修験者たちの信仰を集めています。