とわだじんじゃ
十和田神社(とわだじんじゃ)は青森県十和田市に鎮座する神社
青龍権現とも、熊野権現とも呼ばれていた十和田神社。その縁起には2通りの説があるとされています。 一つは大同2年(807年)、征夷大将軍・坂上田村麻呂創建とされる説。東征のおり湖が荒れて渡れず、祠を建てて祈願しイカダを組んで渡ったという。 もう一つは、南祖坊(南蔵坊、南草坊ともいう)によるもの。熊野で修行した南祖坊が、鉄の草鞋と錫杖を神から授かり、「百足の草鞋が破れた所に住むべし」と夢のお告げを得て、諸国をめぐり、十和田湖畔で百足の草鞋が尽きたといいます。当時、十和田湖には八郎太郎というマタギが、湖の岩魚や水を喰らううちに八頭の大蛇となり、湖を支配していたそう。そこで、南祖坊は、その霊験により九頭の龍に変化し二十尋(約36m)の身体を、十曲(とわだ)に曲げ、八郎太郎を退治たという伝説が残っています。南祖坊を青龍権現として崇め祀った名残りが今もあり、境内の熊野神社には彼の履いていたという鉄の草鞋が奉納されています。
日本武尊
なし
青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋14−1
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法量神社
ほうりょうじんじゃ 24km青森県十和田市法量字山ノ下25
法量神社(ほうりょうじんじゃ)は青森県十和田市法量に鎮座する神社。鎮座地は小高い丘の上で法量集落を見渡し、眼下には田園等のどかな風景が広がる。
中野神社
なかのじんじゃ 27km青森県黒石市南中野不動舘26
延暦十九年(800)田村麿将軍が東夷征伐の折、当国の守護神として日本武尊を当社に勧請。御神体の不動尊は唐僧、円智上人の作で、中国天台宗の開祖、智嶺の附弟、人皇三十三代、推古帝(604)十三年に来朝し聖徳太子に…