山北八幡神社

やまきたはちまんじんじゃ

山北八幡神社(やまきたはちまんじんじゃ)は香川県丸亀市に鎮座する神社

国史見在社郷社さぬき十五社

神社情報

山北八幡神社

 ご由緒

山北八幡宮と奉称せられ旧丸亀市の産土神なり。
 宝暦の社記によれば当社往昔は、船山に鎮座ありて船山大明神と奉称せられしが、船山後に亀山と称せらるるに至り。よって亀山大明神と称せらるるに至れりとありて、伝うる所によれば、往古亀山は船山又は波越山と称せられ、海潮山のふち迄満ち来りしを以てこの山に於て船を造り又修理せしより船山と称したり。
 後年この沖に大亀来たりしを捕らえて朝廷に献ず。以来沖を丸亀沖と称し山を亀山と称するに至れりと言う。
 三代実録に「元慶5年(881)11月14日戊午授讃岐国正六位上船山神従五位下」とあるは当社なりと言えり。道隆寺温故記には延久5年(1073)秋8月裕善法印勅を奉じて当社外四ヶ所に八幡宮を創建すとあり。(中津、山北、葛原、三井、堀江) 又、応保年間(1161~1162)崇徳天皇鵜足郡亀山の北に登り給い(亀山古くは鵜足郡に属せしと)遥かに山城国雄徳山の大神を拝し給う。依ってその跡に小祠を営み山北八幡宮と奉称すとも言う。
 永仁5年(1297)遷宮、貞治3年(1364)遷宮のこと温故記に見ゆ。 或は貞治元年(1362)海崎元村再興すとも言えり。
 慶長7年(1602)国主・生駒一正、西讃鎮護の為め亀山に築城し、故を以て当社を柞原郷王子森に遷座して社殿を造営し神領十六石を寄進す。然れども社号は山北八幡宮と唱え奉れり。 寛永18年(1641)山崎家治封を西讃にうけ丸亀に居城するや社殿を修して郷社となし、京極氏丸亀藩主となるに及びて亦厚く崇敬せり。
 丸亀は、生駒氏築城以来追々繁栄して西讃の主要地となり。当社遷宮後も丸亀は、当社氏子として今日に及べり。
 而して亀山の鎮座地は明治6年兵営建設の際取り除かれて、その跡を失うに至れり。

 ご祭神

品陀和気尊、息長帯姫命、玉依姫命

 社格等

 巡拝

 最寄駅

JR予讃線 丸亀駅(1930m)
JR予讃線 讃岐塩屋駅(2520m)
JR予讃線 宇多津駅(3430m)

 鎮座地

香川県丸亀市山北町569

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